〒462-0023 愛知県名古屋市北区安井4丁目8-5
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歯周病が進行すると、歯茎が腫れるだけではなく歯を支える歯槽骨(しずいこつ)と呼ばれるあごの骨が溶けていきます。このような状態になると、歯は支えを失いグラグラと動き出して最終的には歯が抜けてしまいます。初期の歯周病は自覚症状が少なく、痛みや出血・歯茎の腫れなどの症状が出てくるころには、症状がすでに進行している状態です。
歯や歯茎に違和感を感じる場合は、歯科医師に相談をして歯周病の早期発見と早期治療を心がけましょう。
歯周病治療を行うにあたって、丁寧に検査を行います。その上で、患者さまの症状に合わせたより良い治療を実施。初期の症状に対しては、スケーリングまたはルートプレーニングという方法で歯石や歯垢の除去をして、歯周病の改善を図ります。
当院では、歯に伝わる振動を極力与えないように配慮をしながら歯石の除去を行うなど、できるだけ痛みの少ない歯周病治療を心がけております。また、正しい歯磨きの指導や糸ようじやマウスウォッシュを使ったオーラルケアなど、歯周病治療や再発防止には欠かせないセルフケアについても丁寧にご説明します。
歯周病は、歯と歯茎の間にある歯周ポケットに歯垢や歯石が溜まることで、歯肉に腫れや赤みを引き起こす病気です。治療をせずに放置していると歯が抜け落ちたり、口の中だけに留まらず全身に悪い影響を及ぼすこともあるため注意が必要です。妊娠中の方であれば早産の原因になるなど、歯周病は無視できない疾患です。
歯磨きの時に出血する、口臭がある、歯茎が腫れやすい、歯がグラグラするなどは、歯周病の代表的な症状です。
歯周病の進行度は、専用の機器で歯と歯肉の間にある溝の深さを計ったり、位相差顕微鏡を使って検査を行います。「歯がグラグラする」、「歯茎に出血がある」という歯周病の症状で来院される方と、虫歯の痛みやインプラント治療を行う際に検査を行った結果、歯周病だと判明するケースも少なくありません。
位相差顕微鏡による検査では、口内にいる無数の細菌を患者さまご自身の目で確認いただくことができ、治療やセルフケアのモチベーションアップに役立っています。
当院では、検査で確認した歯周病の進行に合わせてより良い治療法で歯周病を治します。
歯周病が初期症状の場合、歯のクリーニングを行って歯周病を改善します。歯周病菌の増殖を抑えるために、歯垢や歯石を丁寧に除去することは歯周病治療の基本です。
歯と歯茎の間にある歯周ポケットに歯石が溜まると、歯を支えている歯髄骨を溶かしてしまい歯がグラグラします。このような状況を防ぐためにも、歯茎を切開し中に溜まった歯石を除去する必要があります。
当院では、できるだけ歯を残す治療を心がけておりますが、歯の支えとなる歯の根元の再生治療ができないと判断した場合は、抜歯をして歯周病治療を行います。
歯を失った部分にはインプラントや入れ歯治療等で、歯を補う治療をご提案させていただきます。
歯のクリーニングや外科手術、抜歯による歯周病治療に併用して、当院では、レーザー治療を行います。これは、レーザーを照射することで雑菌や歯肉の回復を促進する効果があるためです。
当院では歯周病治療の一環として、口臭治療を行っています。検査方法や治療法は基本的に歯周病治療と同様に、徹底的に歯周病菌を除去。
ただし、口臭の場合は内臓疾患の可能性もあるため、口臭の原因に合わせてより適した治療をご提案させていただきます。近年、スメルハラスメントという言葉があるくらい、口臭や体臭は社会問題になっています。少しでも気になる症状があれば、一人で悩まずにお気軽にご相談ください。
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